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かゆみは「冷え」かも
今まで、寒い時期のかゆみは乾燥によるものとされてきました。保湿剤をたっぷり塗って、過ごして来られた方も多いと思います。
しかし、私はあることに気づきました。それは、髪を洗ってドライヤーで髪を乾かしている時、頭皮や首ののかゆい部分が、温風が当たってしばらくするとかゆみがとれているようなのです。早速それ以外の腰回りや背中の皮膚のかゆい部分にドライヤーの温風を当ててみたところ、しばらくするとかゆみがとれているようでした。
もし、これらのかゆみが乾燥によるものであれば、温風は乾燥を助長するので、かゆみはひどくなるはずです。しかし実際は、温風でかゆみがよくなるので、乾燥が関係しているのではなく「冷え」がかゆみの原因ではないかと考えられるのです。
それではヘヤ―ドライヤーで、全身の皮膚を温める場合はどのようにしたらいいでしょう。
①まずは、皮膚とドライヤーの距離は近づけすぎると火傷してしまいますので、20~30cmぐらい離しましょう。
②ドライヤーの強さを1段下げたほうがいいでしょう。
③シャツや下着の上から当てると火傷の危険は少なくなると思われます。
④1か所に長く当てるよりドライヤーを絶えず動かして、同じところには長く当てないようにすることがコツです。
⑤1回は5~15分間ぐらいにして、かゆみが止まらなければ、もう一度やるようにしてみてください。長い時間やっていると火傷に気づかないことがあります。火傷していないか確認して、5~10分後に再開するようにしてみてください。