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介護施設の室温について
いくしま医院の介護施設では冬季は25℃に保つよう努力しています。
高齢者は筋肉量が少なく、筋肉量が少ないと冷え症や低体温にになりやすく、そのため
意識消失や低血圧、食欲不振や嘔吐、鼻汁、咳、肺炎、膀胱炎や急性腎盂腎炎などを起こしやすい状態です。
しかし施設内を25℃になるようにすると、これらの症状が消失し、意識消失や脳梗塞、肺炎や高熱で
入院されることがほとんどなくなりました。
また精神的にも穏やかになり、認知症に伴う暴力・暴言、帰宅願望などの問題行動が激減された方がおられます。
これらは自宅にいらっしゃる高齢者の方にもあてはまります。体温を計って、36℃前半以下であったり、
上記のような症状がある場合は部屋の温度を上げただけで、薬をのまなくても治ってしまうことがあります。