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前回は「漢方薬と精神分析」という本を書きました。患者の潜在意識に寄り添って漢方薬を出せば、今まで治らなかった病気が治っていく可能性が出てくるという内容でした。太古の昔から漢方薬は精神分析をしていたので、漢方独特の診察は潜在意識との対話であると考えています。今回の本は手相は精神分析であるという仮説を立てて、それを様々な角度から検証しています。